2020年09月04日

仕事によるコロナ感染、労災申請が急増中

業務に起因して新型コロナウイルスに感染したとして、

労災保険の申請が急増しています。

9月2日時点で、請求件数は1003件にのぼります。

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各地の病院や施設において、クラスターの発生があり、

医療従事者の労災申請は行われていましたが、

ここにきて流れが大きく変わってきました。

従来、労災申請をしても、業務起因性と業務遂行性が

認められなければならず、認定までの期間も相当かかります。

たとえば、脳・心臓疾患の認定率をみると、31.6%(2019年度)です。


コロナに関しては方針を大きく転換し、

医師や看護師、また一般の職業で感染経路が特定された場合に

ついては原則認定されるほか、

一般の職業で感染経路が特定されない場合でも、

感染リスクが相対的に大きい業務で感染可能性が高い場合は

労災と認められる方針になりました。

そこで接客の多い小売店の販売員や、タクシー乗務員など、

これまででは考えられない異例のスピード感で

認定がされています。


労災保険は健康保険と比べても大変補償が手厚く、

休業中における給付率も、健康保険の傷病手当金と

比べ高くなります。

もし、業務が原因でコロナに感染したと思われる場合は

労災保険の申請について考えてみては・・・と思います。

労災保険は、健康保険や雇用保険と違い、

被保険者資格に労働条件の縛りはなく、

労働者であれば対象となります。




posted by 佐佐木由美子 at 14:11| 東京 ☀| Comment(0) | 働き方・人事労務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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